今回考えるのは収納扉の取手(つまみ)
一般的には「つまみ・取手・ハンドル」として作られた既製品からセレクトする事になります。
「なんでも良いよ」という人も多いかもとは思いますがリノベではそういった細かな金物が意外と空気感をつくる為、個人的にはこういった細かな金物類も非常に慎重に選びたくなるもの。 カタチが取手として使えれば既製品にこだわる必要もないわけで、普段から何か使えそうなものはないかと気にしながら店を回ったりWEB検索してみたりしています。
例えば・・・
[左] 昔の電線配線用の陶器製支持材「碍子(がいし)」を
コートフックやつまみに使ってみたり。。
[右] 革ひもを編んでオリジナルで作ってみたり。。
(これは非常に手間のかかる作業でした)
ステンレス金物を焼いてエイジング
今回例を挙げるのはこちら。いかにも取手として使えそうな金物ですね。 これは壁面に取り付けてロープをかけたりする為の金物。
屋外用(船などでも使う)でもあり、素材はステンレスです。
ギラっとしたこの質感もアリなのですがちょっとクールすぎるので・・・ 今回もこちらの以前の記事同様に金物を焼いてエイジングします。
ガスバーナー(トーチ)でも良いですが今回は自宅のガスコンロで作業。
熱が伝わらない様、持ち手の長いレンチなどでつかみつつ、真っ赤になるまで火で焙ることでエイジングされた金物色になります。
焼くだけでこのようにかなり印象が変わりますね。
ラフな木製扉につかうのもいかのもそれっぽいですがあえて白い扉に付けるのが個人的には好きな組み合わせです。