ステンレスキッチン照明の作成
既製品の照明器具に良いものがない
今回はキッチンシンク上の照明器具はシルバーのすっきりしたストレート型ペンダント照明を吊りたいなと思っていました。いざ探してみると既製品の照明器具では色やサイズがイマイチだったり、天井からの電源取り出し部分がやぼったいものが多くてしっくりと来ない印象・・
左) 電源部の取出し部分は大体こにようなシーリングカバーが付いてしまう。
右) 割と良いデザインの器具でもこのような電源部ボックスがある。
いつも通り、無ければつくる
気にいるものがいつも通り無ければつくれば良いわけで。比較的簡単な作りで見合うサイズの照明器具を考えてみました。
つくりたい照明器具の全体の長さは決まっている。できるだけスリムにつくりたい。
でも下から照明器具は見えない様に・・・配線ルートや取付方法など、しっかりと考えた上で各部材を事前発注。
照明器具の組み立て
進行中の現場に各部材が届いたところで組み立てです。
ステンレレスカバーはヘアライン仕上げではギラついてしまうのでバイブレーション仕上げの板材をシンプルに曲げ加工してもらいました。
照明カバー端部は倉庫にあったタモの無垢板材を現場でカットして塞ぐカタチにしています。
カバーの補強と照明器具取付の為の下地合板をオイルステイン塗装して落とし込みつつ、電源線と吊りワイヤー金物など、部材を組み立てて確認。
照明器具の取り付け
内装仕上げ工事を終えてから照明器具の取り付けとなります。
吊りワイヤーは建築用のミニマムなステンレスワイヤー金具を使い、電源の取出し部分は半埋め込みのフラットなシーリングカバーを使用しています。
マットな質感のステンレスが良い感じでまずまず思い通りの仕上がりになりました。
でもLED照明器具なのだからもう少し細い電線を使っても大丈夫だったかな・・と少し反省。。。また機会があったら次回に生かします!