ステンシルペイントの事例を探してみる
少し前から気になっていたのがステンシルのパターンデザイン。
ステンシルというと型紙を模して文字やマークを入れるなど、
手芸寄りな趣味として以前からある手法ではあります。
数年前からリノベというかDIYでよく見かけますね。
このように文字やロゴマークを入れるのが一般的なステンシルのイメージ。
しかし、海外では少し前から壁面や床面の広範囲にステンシルを施してリニューアルする事例を見かけるようになりました。
リノベーション事例で見たことないかも・・
ステンシルを潔く大きな面に施したら・・
いつか機会があれば試したいと思ってた訳ですが、そんなチャンスもなく時間が経っていました。
チャンス到来、玄関土間にステンシルペイント?
とあるマンションリノベ案件での玄関土間仕上げを検討、タイル張りの土間を想定しつつも空間イメージに見合うタイル材も見つからず、どことなく行き詰まってました。
良いタイルがなければ黒いモルタルか?フローリングか? いやもう少し何か・・・などと考えていたところでステンシルを思い出したわけです。
ではステンシル型紙をいくつか買ってみようと探すも、日本のショップでは、文字やロゴのステンシルはあれど海外事例の様なパターンデザインされた型紙は見つけられず、結局海外サイトから探すことになるわけですが、検索してみると本当に多くのデザインがあって見ているだけでも楽しいのです。
その中から気になったものを数種類注文して届くのを待ちます。
購入したステンシルでテストを兼ねて練習
玄関土間用のステンシル候補と共に、その他の気になるステンシル型紙もいくつか買い込んでますので事前にテストしてみることにします。
いきなり本番ではちょっと不安ですからね。
手始めにタイルパターンのステンシルをウォルナットの板材に試してみましたがなかなかレトロカワイイ。良い感じです。
次にボーダー柄のステンシルを1年ほど前にキシラデコール塗装を施した無垢の杉板材にペイント。
とても上品な印象で、リノベーションでの可能性を感じられます。
ちなみに海外DIY事例では塗装ローラーで簡単にパターン付けしてますが、ローラーは施工は早いものの、滲みやすく、細い・細かい柄をくっきりと仕上げるには不向きかも。
きれいに仕上げるにはステンシルブラシで丁寧に仕上げる必要あり。
(写真はステンシルブラシで塗装)
しかし、ステンシルブラシでの作業は思いのほか時間がかかりそうです・・
幾何学模様グラデーションのステンシル
作業のコツをなんとなく掴めたところで大判のステンシルで試してみます。テストの主な目的はステンシルブラシ作業での所要時間の計測。
型紙の大きさは60cm角程度、ステンシルを施す天板材は畳1枚程度(900×1800)。いざ。
完成したこのグラデーションパターンはこれまでのステンシルのイメージとは違ってとても新鮮ですね。
しかし、 畳1畳サイズでの作業時間3時間!?。 思ったより手間が掛かるんですね。。。
→ そしてステンシル本番に続く。